アケコン制作記2018
/アケコン作りました。
前回のあらすじ
2013年ごろにこんな感じで作ってました。
が、以下の点が使い辛かったです。
- 本体が11cm程度と物理的に高い
- メンテ用の開く機構がガタつく
- 塗装がペタ付く
そのためすぐ軽微な接触不良で動作しなくなった後修理もせず放置してました。
最近、普通に使ってた市販のアケコンが壊れてきたので、以下のように改良するのを目指して今回新たに作りました。
- 本体を6cm程度に薄型化
- メンテ用にそもそも裏板をなくす
- 塗装じゃなくリメイクシートにする
中身
表面は100均のMDF材です。
今回は(テレビで見たように)ネジの跡を木工パテで埋めてみました。ついでに目立つ隙間も埋めておきます。
裏の木材は100均のよくわからない木材です。MDF材だと割れやすいので変えました。
ボタンの穴はお手頃だった座ぐりドリルで空けました。ボタンはネジ式なので穴さえあれば付きます。
(前回は小さい穴をヤスリ等で広げたものの、すごく大変だったので今回は寸法通りのドリル刃を買いました。)
スティックは皿ネジを埋めておいてナットで固定します。
そしてリメイクシートを張り付けて、穴の部分のリメイクシートだけ切り取ってガワは完成です。
リメイクシートを折り返した端はそのままだと自然にめくれるので、両面テープで固定しました。
配線はこんな感じで。
今回裏板がなくてケーブルが垂れるので、100均の固定具をふんだんに使って固定しておきます。
他の基板に繋ぎ変えて利用できるように、ケーブル類はコネクタにまとめてから基板に繋げます。
基板のメインはarduino microです。USB機器になるらしく、小さいので選びました。
なんとなくさみしかったので特価品の抵抗を挟んであります。
あとカコンカコンとうるさかったので底面にグレーの戸当たりテープを張り付けて若干静音化してます。
プログラムはarduino HID Project (https://github.com/NicoHood/HID) のnkroKeyboard(Nキーロールオーバーキーボード?)を使って、全ボタン同時押しも(たぶん)できるようにしました。
TODO
- DIPスイッチでプリセット切り替えれるようにする
- ゲーム機とかで使えるようにする